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フォトスタジオ リバーシ(宇都宮市滝谷町) | 日記 | ポートレイトを撮るということ


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ポートレイトを撮るということ (2013.09.21)

学生の時、卒業アルバムの制作のお仕事に関わっていました。単価1万円×実売約2,500冊=年商2,500万円のお仕事ですが、学生がそのような商売をワンストップでできるものでは当然なく(当時はDTPすらない時代です)、むろん大金を稼ぐわけもなく、むしろ「あんなに頑張ったのに月額たったの1万円?(笑)」という活動費でカップ麺すすってるような有り様でした。きっと他のアルバイトで同じくらいの情熱と労力をかけたら相当稼げてたんじゃないでしょうか。ですが、それは商業印刷やものづくりとしての写真撮影に初めて関わった貴重な経験でした。 

基本的に学内のスナップショット、行事、サークル活動・・・その他あらゆる活動を記録してましたが、自分の好みと離れ、要求される写真を撮影し、セレクトし、レイアウトするという一連の流れは、趣味の延長線とは全く異なるもので、いまの仕事の原点に数えられる体験だったと思います。 


写真の大半は自分たちで撮影していましたが、個人の顔写真はプロカメラマンのサポートを頂いてました。そして、顔写真の撮影の際、あるカメラマンに教えられたのですが、「ただ笑顔なら良いというものじゃない。ギャグでおもしろおかしく沸かせて撮るなどは外道。素敵な表情を引き出す、そのことに集中しないとね」と言われてはっとしました。笑いすぎると顔がゆがむ、歯茎が目立つ、歯並びも人による、笑っていればOKなのではない。その人本来の美しい素顔、にじみ出る幸せな表情、それを引き出すことが大切なのだと。 


つまりは、ポートレイトを撮るということは、その人と真剣に向き合うということなのだと。 その教えはいまも胸に刻まれています。

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